リーダーとは「希望を配る人」のことだ～リーダーの条件～

リーダーとは「希望を配る人」のことだ ～ナポレオン・ボナパルト～

こんにちは
今回は優秀なリーダーの条件についてお話していきます
記事の中でご紹介したいのがこの記事のタイトルである、あの有名なナポレオンの名言である
リーダーとは「希望を配る人」のことである
という言葉です。
あなたがこれからリーダーに選ばれたときに、この言葉を理解していればきっと素敵なリーダーになることができます。
ぜひ最後までお付き合いください

リーダーの役割

グループやチーム、部署の代表者でありメンバーや部下を統率し引っ張っていく役割を持つ人。
チームに与えられた仕事を確実に遂行するために、統率力と指導力を発揮することがリーダーの役目です。
部下から信頼されるカリスマ性を持ち、自分が先導していくので、ある程度のスキルと責任感、一歩踏み出す勇気が必要になります。

リーダーシップ

”リーダーと並び、よく聞かれる言葉に「リーダーシップ」があります。リーダーとリーダーシップは似た言葉ですが、明確な違いがあります。

リーダーは、チームリーダーやプロジェクトリーダーなど、所属する組織をまとめる役割、つまりポジションを指します。基本的に、ひとつの組織には1人のリーダーしかいません。

対してリーダーシップは、リーダーとして活躍する「能力」そのものを指します。目標に向かって進み、周りにポジティブな影響を与え、思わずその人についていってしまう、そういった力がリーダーシップです。つまりリーダーシップは、「リーダーだけが特別に持つ能力」ではありません。組織のポジションとしてのリーダーには誰でもなれるわけではありませんが、リーダーシップは誰にでも身につけ発揮できるものなのです。”

組織を成長させる「優秀なリーダー」とは？ | 一瞬の「すごい！」が、一生を変える ｜AWESOME EYE　三重県でチームビルディング・コンサルティング

変化の激しい時代を企業として生き抜いていくためには、先頭に立って組織を導く優秀なリーダーが必要です。しかし、「組織を任せられるリーダーがいない」「後継者となるような人材が育たない」と悩んでいる経営者も…

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AWESOME EYEより引用

ワンピースのルフィに学ぶ優秀なリーダーの条件

世界的に有名な漫画である「ワンピース」の主役であるモンキー・D・ルフィからリーダーの条件を考えます。
ルフィのリーダーの条件は以下の3つです。順に私の考察も含め解説していきます

1. 目標への本気度
2. 仲間への強い思い
3. 自己理解が適切にできている

目標への本気度

「海賊王におれはなる」

ワンピース中でルフィが数えきれないほど口にする言葉です。

第一話から一貫してぶれることがなく、敵だろうが味方だろうが出会ったすべての人たちに宣言していきます。

これは現代に言葉にすると「ビジョン」です。ルフィは自身のビジョンを仲間たちにしっかりと伝え、そのビジョンに共感した相手を仲間にしていきます。

私はビジョン＝「目的」と考えています。

「目的」が決まれば「目標」が決まります。

「目標」が決まれば「方法」が決まります。

あなたのは自分の上司のビジョンを聞かれたら、すぐに答えられますか？

もし明確に答れるようであれば、あなたのリーダーは非常に優れており、将来あなたが目指すべきリーダー像はその人である可能性が高いです。

仲間への強い思い

ワンピースの名言から読み取る仲間へ思い

適切な自己理解

おれは助けてもらわねェと 生きていけねェ自信がある！！！

出典：尾田栄一郎 /集英社 / 10巻90話

ナミを救うためにアーロンパークに殴りこみに行くルフィ。

魚人海賊であるアーロンはルフィに、1人で海から上がることもできないやつに何ができるのかと問われ、「ゾロのように剣術も使えなければ、ナミのように航海術も持っていない、料理も作れないし、嘘も付けない」と答えます。

そして続けたセリフがこれでした。

リーダーとマネージャーの違い

リーダーの仕事

バランスの取れたチーム作り

チーム編成時は個々のバランスを見ることが大切です。

• 前にでて引っ張る人
• 全体を冷静に見渡せる人
• 専門分野で貢献する人
• それぞれを支える人

チームで仕事をする意味は、以下の２点です。

1. １人ではできない、大きな仕事を実現するため
2. 個人が持っていない能力を、全体で補うため

「上司」として行動すると、自分がすべてにおいて上でなければならないという、責任感で行動してしまいます。これはチームとしては逆効果です。

みんなで大きな目標を達成したり、個々にない能力を補うことがチームで仕事をする意味です。

「適材適所」という言葉がありますが、あなたも得意な仕事と苦手な仕事があるのではないですか？

「部分的にかもしれないが、自分よりも能力の高い人たちが能力を発揮しやすい環境をつくる」

これがリーダーの仕事です。

ピンチに助けてくれる人

頼りになるリーダーとは「何とかしてくれる人」です。

普段はそんなに目立った動きはなくていいのです。

チームの誰かがピンチになれば、途端に積極的に動き始め、メンバーと共に問題を解決します。

何とかしてくれる人とは、お願いできる人が多い人です。

何とかするためには、できる限りたくさんの手札を用意することが必要です。

問題の解決方法は一つでないことが多いので、チームにとって一番ダメージが少なく、被害も最小限にとどめることができることが大切なのです。

リーダーに必要なスキル

コミュニケーション能力

リーダーはお客様だけでなくメンバーや関係者に対して、良好なコミュニケーションができるスキルが求められます。

お客様との折衝だけでなく、社内の上位層を説得したり、部下のモチベーションを上げるなど、リーダーには様々なコミュニケーションの機会があるためです。

「ヒアリング力」「交渉力」「プレゼンテーション能力」など、コミュニケーションに関する様々なスキルが高いレベルで求められるでしょう。

また選択肢を増やすためにできるだけたくさんの人と知り合うことも大切なことです。

的確な「判断力」

リーダーには的確な判断力が求められます。

リーダーになれば日々様々な判断に迫られ、理由を伴った最善の決断が求められるでしょう。

例えば「短期的と長期的」「お客様と社内」「コストと品質」など様々なバランスを総合的に踏まえて判断する能力が求められます。

過去の経験や勘で判断するのではなく、なぜそのように判断したのか理由を論理的に説明できることが必要です。

困難な状況でも「乗り切る力」

優秀なリーダーは困難な状況でもなんとか乗り切る能力が求められます。

日々業務を進めていると、納期に追われたり、解決策が思い付かない課題が山積する状況もあります。

お客様からの無理難題や上司からのプレッシャーの高まりで、精神的にも肉体的にも厳しい状況が続くケースもあります。

そのような困難な状況でも、リーダーとしてメンバーを統率しながら乗り切る力が求められるでしょう。

メンバーや次期リーダーの「育成能力」

リーダーは、メンバーや次期リーダーを育成する能力が求められます。

リーダーは現在の業務で成果を出すだけでなく、メンバーを育て継続して成果が出せるチームを育てることが求められます。

単に言葉で指導するだけでなく、ときには難しい課題を与えてみたり、ときには突き放したりして、メンバーの成長を最大化できるように指導する必要があります。

自分がいなくなっても継続して成果を出し続けるチームを育成することが、優秀なリーダーには求められるでしょう。

まとめ

リーダーとは選ばれた人間だけのポジションではありません。

いろんなリーダーがいて、仕事の内容やメンバーによって、立ち回り方や対応が変わります。

メンバーの中に引っ張ってくれる人がいれば、その人を先頭にして全体を動かせばいいのです。

リーダーの仕事は

• 目的を明確に指示する
• メンバーがやりやすい環境を整える

とにかくこの２つが大切です。

この２つのことだけ忘れなければあなたでもできます。自信を持ってください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。